• 2月 9, 2025
  • 3月 9, 2025

マンジャロは減量効果だけでなく免疫調整作用もあり、乾癬の改善効果が期待されている

乾癬は関節リウマチに類似した多関節炎を起こす疾患です。患者さんは肥満やメタボリック症候群の罹患率が高く、体重が多いと治療効果が発揮されにくく、減量により病気の症状が改善することが知られています。マンジャロ使用により改善した事例も報告されています。

さて、マンジャロを始めとするGLP-1作動薬は、食欲抑制効果や体重減少効果が大きいのは別の記事でご紹介した通りです。マンジャは減量効果を介し乾癬を改善させる効果が期待されており、劇的に改善した事例が論文報告されています

マンジャロを含むGLP-1作動薬には減量効果を介してだけではなく、免疫系への直接効果も示されており、リンパ球やナチュラルキラー細胞にGLP-1作動薬が作用し、TNF-α、IL-23、IL-17、IL-22などの炎症性サイトカインを低下させることが報告されています。実際に肥満と糖尿病を有する乾癬の患者さんがGLP-1作動薬で治療した結果、乾癬を改善することが報告されています。肥満、糖尿病、乾癬の3つが一つの治療で同時に改善できる可能性があるとは、この疾患に対して理想に近い薬と言えますね。

注意点として、マンジャロは糖尿病の治療薬であり、乾癬や肥満症には保険適応がありません。そのため当院ではご希望の方に自費診療でマンジャロを提供しています。詳しくはホームページの診療内容>肥満関連疾患をご参照いただき、「WEB予約」またはお電話でご予約ください。

参考:乾癬性関節炎の手:患者様のご厚意で撮影、掲載しています。

参考文献 Front Immunol. 2023 May 17;14

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