- 11月 27, 2024
- 12月 1, 2024
手外科の先生とコラボしました
万博記念公園駅近くのわかすぎ整形外科、若杉琢磨先生。
手外科の専門医としてこのエリアで評判の先生です。遠くから手術を受けに来る方も多いそうです。私も何度か紹介させていただきましたが、患者様は満足されており、私もそれを聞いて安心してお願いしています。
今回、リウマチや変形性関節症の手の問題についてのWEBセミナーを開催し、議論しました。私は内科医の立場からリウマチ患者さんの手の痛みやしびれなどの症状を診療していると、実はリウマチからくる問題ではない母指CM関節症、手根管症候群、ばね指といった、どちらかというと整形外科的な問題も含まれてくることについて考察し発表しました。リウマチ患者さんでは、一般人口と比べてばね指は1.3倍、手根管症候群は3-4倍多いという報告があります。痛いからとすべてリウマチのせいにしてしまうと過剰に抗リウマチ薬を使うことになってしまい費用増加や免疫低下作用などの問題が生じます。このような問題をリウマチ内科医も対処できることで患者様との距離も近くなりますし、抗リウマチ薬による過剰治療を避けることができます。
一方、若杉先生は母指CM関節症の手術を中心に、日帰りで受けられる手外科手術について丁寧に解説してくださいました。

・痛みをとり安定を図ることを優先するなら、(動きは少し悪くなるが)関節を固定する手術
・関節の動きを優先するなら、(固定術より安定さは下がるが)ぶつかっている骨を削ることで痛みの原因を取り除きつつ、骨がなくなって弱くなる部分は腱やワイヤーを使って補強する手術
などといった感じです。患者さんの状況に応じた手術法の選択について理解が深まりました。
母指以外の手指の変形性関節症であるブシャール結節やへバーデン結節についても、固定術や人工関節で痛みをとることが期待できるそうです。
整形外科は手・足・脊椎のように専門が分かれますが、地域内でそれぞれの領域で頼れる先生がいるのはうれしいですね!

